読書:おろしや国酔夢譚

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おろしや国酔夢譚


おろしや国酔夢譚
 井上靖 著
 徳間文庫


最初は同タイトルの映画で見ました。
映画がすごく面白く感動したので、原作を手に取った次第。

時代は江戸中後期。(18世紀後半)
船長大黒屋光太夫をはじめとする乗組員の漁師達が漂流し、アリューシャン列島からロシア本土へ、凍てつくシベリアをモスクワまで辿り着き、エカテリーナ2世に謁見し、日本へ帰国を願い出て・・・。

という史実をもとにした歴史小説です。

この漁師たちはほとんどが衰弱や病気で命を落としますが、それでも船長の大黒屋光太夫は日本へ帰ることを諦めません。
そこで出会う協力者キリル・ラクスマン。
(日本史で有名なのは彼の息子アダム・ラクスマンのほうです)
読んで行くとほんとうに光太夫は頭のいい人だったんだなあ、とじわじわ思いが濃くなります。
光太夫とラクスマンが地球儀を眺めている映画のシーンがとても印象的でした。

当時、映画を見てえらく感動しました。
緒方拳さんが上手なのはもちろんなんですが、小吉役の今は亡き川谷拓三さんが…(´;ω;`)

曲も映像も美しいので、まずは映画から入ってみてはどうでしょう。
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